8月3~4日に、「伊予市トライアスロン大会inふたみ」が開催されました。
Tフェス関連でやることもあったので、行きたかったトライアスロンに合わせて帰省。
少しですが、お手伝いをさせていただきました。
そこで感じたことと、それによって少し考え方が変わったことについて書きます。
双海って、スゲエ。
はい。双海って、すげえんす。
なんでかって、このトライアスロンは、300人以上の選手と400人ほどのボランティアを巻き込んだかなり大きな大会です。
それを運営しているのは、他でもない双海の町の人たちだったのです!!!!
そもそも私は、こういうのってトライアスロンの業者みたいなのがあって、それがイベントを持ってくるものかとか思っていました。
けど全然そうじゃなくて。
事務局として地元の方が、睡眠時間も削ってずっと前から計画、準備しています。
そしてそこに、町中のいろんな方々が役割分担をして、準備から当日の運営、片付けまで、汗水垂らして一致団結していたのです。
地元の人たちの知恵とノウハウを生かしまくっています。
軽トラを動かして、町中にコーンでコースを作ってくれる人がいたり。
水上バイクで海にスイムコースを作ってくれる人がいたり。
選手に配るものを袋詰めして番号振ってまとめたり、会場を準備したり、選手へのおもてなしに真心こもったご飯を用意したり、景品作ったり全体を取りまとめたり、、、
各々のできることで、協力してくれる人たちがいっぱいいます。
こんなに地域の人たちが顔を合わせて、何か一つのものを作っていくことなんてまず私は経験したことがありません。
だから、こんなまちがあるのかと、驚きまくりの二日間でした。
「きているみんなが乗り気な訳ではないかもしれないけど」とか「道が塞がれて商売には困る」とかいう声もありましたが、少なくとも関わっている人たちの顔を見ると、みんな大変ながらも楽しそうに見えました。
こうやって、双海のみんなで双海の行事を作っていく姿勢。
双海の地元のみんなで、お客さんをもてなす心。
そういう温かさがある町なんです、ふたみって。
この大会期間中、町のたくさんの人が集まっていたので、いっぱい会えて私自身ものすごく嬉しかったです。
大好きな双海の人たちと一緒に一つの大会を作れたことが本当に嬉しくて、楽しかったです。
本当に、大好きだーーーーー!!!!
と叫びたい気持ちです。
私にできることをやろう
今までは双海のこともよく知らないくせに、「双海をもっとよくしたい」とか、「地方創生したい」とか、それっぽい言葉並べてただけだな、って気づきました。
双海って本当にいい町で、まだまだ私の知らない良さがいっぱいあります。
そして、こんな大きい大会をみんなで作れちゃうくらいに、才能溢れた人たちがいっぱいいます。
きっと、東京とかってなんでもあって、便利だけど、みんなパソコンしか使えなくて。
でも地方って、ないものもたくさんある不便さはあるけれど、その分知恵だったりがたくさんあるのかな、って思ったりもします。
「生きる」に直結するようなものことっていうのは、少なくとも地方の方が多いから、生命力は強い気がしています。
だから、私が「地方創生のキーパーソンになるんだ!」とか、インパクトのあることしたいな、とか、そういう考え自体的外れだなあ、ってずっと考えた2日間でした。
双海にはすでに、地元が好きで、積極的に活動していて、協力的で、行動している人たちがたくさんいるんです。
そんな人たちに、私は学ぶべきことがいっぱいあると思います。
そして、その人たちにいろんなことをこれからも学び続けながら、
じゃあ自分にできることってなんだろう?
って考えることがいいのかな、と。
そして、町の中でいろんな人がいろんなことしてる中で、自分にできることを考えた上でそれを自分はやっていこう、と。
自分が変えるんじゃなくて、自分ができることをやろう、という気持ちに変わりました。
やっぱりゲストハウスっていい。
いつも言うことが変わるので、まあここからは余談として見てもらえればと思うのですが。。
そこで一番に思いついたのは、やっぱりコミュニティ創出の場を作ること。
そして、自分のできることは若さと体力と元気だから、双海でマリンスポーツやバイクなどのカルチャー発信所となること。
イメージは、自分が水上バイクとか二人乗りできるバイクとか車とか、SUPやシーカヤックとか、そういういろんな趣味人間になる。
免許とか道具とかは揃えておいて、ゲストハウスに遊びに来た人たちに、その遊びを体験させてあげるっていう感じです。
自分がゲストハウスのオーナー兼インストラクターみたいな?でももっとラフに、「せっかくだしやってみる?」みたいな空気感がいいなって思います。
バイク乗ってドライブいく?とか、SUPしてみる?とかそんな感じでゆるく楽しく、来た人を幸せにする。
そして、自分もいち商人として、商店会みたいに他の人たちと一緒に双海をもっと知らせていくことでファンを増やして行く活動もしていく。
そこを、もっと自分が地方創生系とかに感度高めで情報収集アンテナ張り巡らせておいて、双海に落とし込む、みんなに伝えるような役割となる。
そんな関わり方が、ちょうどいいんじゃないかなあ〜なんて思ったりもするのです。
ITとかAIとか、そういうのを勉強して取り入れられる人財になる方がいいのかなあなんて思いもあってまだまだ迷える子羊ですが、心から思うことは
もっと双海を知りたい。
やっぱり私はまだまだ知らないことの方が多くて、行くたびに学びが多くて、その度にどんどん好きが増していって。
どんなイベントが、どんな人たちによって、どんな思いで作り上げられているのか。
どんな人が、どんな思いで、どんな仕事をしているのか。
知らないことを早く知りたいという気持ちがどうしても大きくて、なんだか、先に就職するよりは一回ちゃんとふたみのことを知った方がいいんじゃないかなあ、と思います。
また悩みの話になりそうなのでそろそろ。
このブログを書きながらも、双海に思いを馳せているとなぜか涙が出て来ます。
自分でも怖いくらいです。
こんなにも私を惹き寄せているものって、一体なんなんだろう。
双海のみなさんが大好きで、双海の空と海が大好きで、双海が大好きです。