最近いろんな人に会いに行ったり、こういうことしたいんですって話して行く中で、またもや迷走し始めていました。笑
意外なところですが、お母さんとラインで少し話しました。
母親の素朴なギモン
私のお母さんは、超がつくほどの放任主義です。
私が自由気ままに、海外に1人で行っちゃったりヒッチハイク旅しちゃったりするのも、この人がお母さんだったからだと思います。
いつも私がやることに深入りしてこなくて、むしろ気になんないの!?って思うくらい何も聞いてきてくれません。笑
そんなお母さんなので、今私が「双海にゲストハウスを作る!」って色々動いていることに関しても、特に口を挟んで来ることもありませんでした。
お母さんも、他の人と同じ様に、私のFacebookやInstagram、ブログをある程度読んで(全部でもない笑)私の考えてることなどを知ってくれてはいます。
お母さんは、何も言ってこないけど、だからと言って応援してくれてるわけでも、期待してくれているわけでもなく、ただ好きなことをやらせてくれる、というか、私がこうなってるうちは、何を言ったところで無駄なのをわかっているのだと思います。笑
向こうからあまり何かを言って来ることはないのですが、私がそういう話をしたり、相談したりすると、お母さんの意見をくれるのです。
そして昨日はちょうど、そういった内容のラインをしました。
「双海にゲストハウスを作る」に関しては、双海にずっと住んでいるじいちゃんばあちゃんがいます。
そこを無視することも、迷惑をかけることも、してはいけない。
そういうことを、言ってくれました。
お母さんから見ると、今の私は迷走している。
盛り上がるだけ盛り上がって今更もう後に引けなくなっているのでは?
沙耶が何をやりたいのかがよくわからない。
というのです。
こう言われて、「私がやりたいのはこれだよ」ってちゃんと答えられませんでした。
そこが一番大切なところなので、昨日の夜、しっかり考えてみました。
というか、メンターさんに、思うことをとりあえずブワーーーっと伝えまくりました。笑
それで結構自分の中で、「あ、これだ!」ってものが見つかったので、また迷走してしまわぬよう、ここに書いておきます。
結局、何がしたいの?
私は旅が好きで、今まで思い立ったらすぐに1人でいろんなところへ行ってきました。
そこで泊まるのは、いつもゲストハウス。
一人旅って、1人でいることが楽しいから行くわけじゃないんです。
1人で観光名所回っても、周りは誰かと一緒で1人でいる人なんていなくって、正直寂しくなります!笑
でも私がしたい旅は、観光地を見ることではないんです。
旅の醍醐味は、人との出会いです。
地元のおじさんが通うような、狭くて渋い飲み屋にこそ何か惹かれて入ります。1人でも、カウンターで店員さんと話したり、他のお客さんと仲良くなったり。
そういうところって、ご飯めっちゃ美味しい上に、その空間が楽しすぎて一生の思い出になります。
はあ、楽しかったなあ〜、またこの人たちに会いにこの町に来よう。
そう思うのです。
ゲストハウスに泊まるのも、このためです。
全国各地に知り合いがいて、自分がそこへ行くときは、飲みに連れて行ってもらったり案内してもらったり、家に泊めてもらったり。
そうして、全国各地に”縁とゆかり”があれば、人生はもっと豊かになるだろうなあ、と思います。
自分も、そのような”友達の家”として、ゲストハウスを作りたいのです。
「ゲストハウス」って一口に言っても、その中身は十人十色ならぬ、十ゲストハウス十色です。
ただ泊まるだけのホステルだったり、ルールやマニュアルがきちんとあるところもあれば、ほんわかしていて、自由にどうぞ〜とか、一緒に飲もうよ〜みたいなゲストハウスもあります。
ゲストハウスって、一口に定義するからよくわからなくなるのです。
地方創生ってでかいこというから不安になるのです。
私の作りたいゲストハウスは、まさに、既存の友達だけでなく、チェックイン時に初めましてって挨拶を交わせばもう友達。
そうして、友達に、大好きな双海の人や場所を自慢げに紹介したいのです。
そして、もう一つ。
私がゲストハウスを作りたいのは、単に泊まる場所を作りたいからではありません。
やりたいことはいっぱいあって、それをできる環境を考えた時に、拠点を一つ持っておくとやりやすいのです。
アトリエ的な。ゲストハウス=なんでもできる箱です。
イベントを開きたい、みんなとSUPしたい、本のコレクションしてみんなに自由に読んでほしい、いろんな置物を飾りたい、カフェがしたい、居酒屋がしたい、バーベキュー、焚き火、盆栽。
そんなやりたいたくさんのことを、できる自分の箱を作りたいのです。
そして、そこにたくさん人を招きたい。
それは、「ゲストとホスト」「店員とお客様」の関係性ではなく、「みんな友達」な関係性。
だからこそ生まれる、壁のない暖かさ。
その暖かさが、ホッとする、幸せなのです。
なぜ私がやるのか
私にしかできないこと、私の得意なことってなんだろう、
って考えたんです。
それは、大好きな塚田農場のアルバイトをしていて気付きました。
一周年祭のアルバイト紹介
私の特技は、お客さんと友達になること。
ここでは全部「いい意味で」考えさせてもらうと、
いい意味で、遠慮なく人と距離を縮められる
いい意味で、常識はずれなことを普通に言える
いい意味で、常に楽しいことを考えて、やりたいことに人を巻き込んで実行できる
これらは、私のもつ宝です。
それを活かせる場を、作ります。
そして、いろんな人に関わってもらいながら作ったゲストハウスという”場”には、地元の人、旅人、私、たくさんの笑顔を集めたいです。
また、外の人(=観光客、友達)にばかり目を向けるのではなく、一番は、地元の方々が何を望んでいるかだと思います。
双海の人が、どんなものがあったらいいなって思っているのか。
これは、いろんな双海人と対話していく中で見つけていきたいし、形にしていく努力もしたいと思います。
それによって、地元の、双海の人々がまず笑顔になり、双海をより楽しんでいたら、面白そう、素敵だな、って、外からも笑顔が集まってくるのではないでしょうか。
楽しいことを、みんなでやっていけるような、ハッピーな日常を送れるような、そんな素敵な場所になれるといいな。
そんな風に、考えつきました。
これが私の想いであり、やりたいことです!!!